福祉医療機関が調べたデータでは、福祉施設であるユニット型の特別養護老人ホーム及び保育園及び医療施設である病院及び介護老人保健施設の建設費は、平成22年度から平米単価は、毎年上がり続けています。

特別養護老人ホームが262千円・保育所が312千円・病院が271千円・介護老人保健施設が231千円と平均値は上昇しているのです。首都圏と東北3県を比べると首都圏の建設費の高騰が続いており、東北3県では震災後の高騰からやや下降してきています。ちなみに首都圏の保育所は、353千円と全国平均より41千円高くなります。

オリンピックの工事が増えており人件費の高騰が原因と考えられます。保育所においては、定員1人あたりの延床面積は、減少傾向にあることが顕著でした。コストを下げることが延床面積を下げることに繋がりましたが、最近はそれも限界となり横ばい状態です。

これ以上に福祉施設の建設費が高騰すれば建設自体ができなくなることも予想されます。保育園については、安全を考慮して規制が厳しいことが、他の施設に比べて平米単価に表れています。

どの福祉施設も建設費の高騰で、1人あたりの延床面積を減少させることでコスト削減が図られおります。基準を変更したり空き家の改装でレベルの高い施設が確保できないと、本来の施設としてのあり方を問われることも考えられます。

ただし、中古住宅の活用は、ユニット型においては改修するより新築のほうが安く建てられることもあるので平米単価にもとづくコスト負担を検討することが大切です。

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